お盆の真っただ中の8月14日、ねんがんの大久野島に行ってまいりました。
大久野島?
そうです、そうです。
あのうさぎ島ですね。
知らない方のために説明しますと、野生のうさぎさんたちがわんさと住んでいる素敵な素敵な島なんです。
今回の旅行の計画を立てたのが、1週間前のこと。
お盆ですから、当然のようにホテルの空きもなく、半ばあきらめていましたが、しつこくじゃらんを攻め続け、なんとか空室をゲット。
昨夜は福山夏まつりでにぎわう福山の町で一泊したのでした。
今朝は早い電車で福山を立ち、糸崎で呉線に乗り換え、最寄りの忠海駅に到着したのは7時55分でした。
ちなみに「忠海」は「ただのうみ」と読みます。
謙虚ですね。
駅舎を出て右へ進むと、大久野島行の船が出る忠海港に行きます。
でも、その前に飲み物を買おうと駅の左にあるファミマに立ち寄ったのですが、これが大正解。
ここのファミマは大久野島へ行く人のために、うさぎさんのえさを売っていたんです。
種類は、ラビットフード、きゃべつ、にんじん。
それぞれ100円です。
また500円の詰め合わせもあります。
ぼくはラビットフード、同行の友人はきゃべつを購入しました。
なお、ラビットフードは量が少なく見えますが、けっこう入っていましたので、日帰りなら100円分で十分だと思います。
お店にも書いてありましたが、大久野島ではうさぎさんのえさは売っていないので予め用意しておく必要があります(人間用の食べ物をうさぎさんにあげることはできません)。
さて、えさと飲み物(これは自分用)を購入したら港へ向かいます。
港までは歩いて約5分。
そこそこ通行量がある道路なのに歩道がありませんので、お子様連れの方はお気を付けください。
港につきました。
まだ朝早いし、すいているかな~と思ったら大間違い。
フェリー乗り場は長蛇の列、切符売り場も人が並んでいました。
フェリーの時間ぎりぎりに来たりすると、切符が買えずに乗り遅れる可能性がありますから(待ってくれるかもしれませんが)、早めに来た方がいいみたいです。
そうそう、フェリー乗り場でもラビットフードを100円で販売していますので、ファミマで買えなかった方はこちらでどうぞ。
船に乗っている時間は5分ぐらいでしょうか。
あっという間に大久野島につきました。
ぞろぞろとフェリーから降ります。
うさぎさんは?
あれ、いないなあ・・・と思っていると、向こうを走っている小動物!
うさぎさんです。
そして、日陰に行くと、あっちにもこっちにもうさぎさんが。
おもいおもいの格好でくつろいでいます。
説明によると、島のうさぎさんは700羽ぐらいだということですが、なんかもっといっぱいいるような気がします。
それだけ、たくさんいます。
なお、ぼくと友人は徒歩で島の展望台まで上がりましたが、足元もあまりよくなく、かなりの難関でした。
シダにおおわれて先が見えない道を進んだり、クモの巣にひっかかったり。
だから、来る人も少ないのでしょうか。
途中で出会ううさぎさんたちは大歓迎してくれるので、苦労して登った甲斐はありますよ(この登山道のうさぎさんたちは水に不自由してそうなので、きれいな水を持っていけたら持って行ってあげてください)。
島にはうさぎさんだけでなく、戦争遺構もかなり残っています。
参考ウェブサイト:
休暇村大久野島(うさぎさんのことをとても考えていらっしゃる宿泊施設です。船の時刻表もあります)
http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/
うさぎの楽園(大久野島のうさぎさんの老舗サイトです。おすすめ)
http://uta-jima.com/
大三島フェリー(忠海港から大久野島を通って大三島まで行くフェリーを運航しています)
http://sanyo-shosen.jp/omishima/