中津川に行ってまいりました。
ぼくの好きな、まーごさんの個展を見に行くためです。
まーごさんの作品はこの絵のように、空の色が変わる時間を描いたものが多いのです。
中心にあるのは電柱、電線、街灯などで、めったに人物は登場しません。
このあたり、実はぼくの嗜好と丸被りだったりします。
個展は、中央西線中津川駅駅前ステーションギャラリーで11月9日までです。
気になった方はぜひどうぞ。
さて、まーごさんの絵の世界に浸った後は、中津川駅始発の松本行の普通電車に乗り込み、隣の落合川駅へ行きます。
ここは駅のかたわらがダム湖という好ロケーション。
折しも、日暮れ時。
まーごさん的世界が辺りを包み込んでいました。
落合川駅から、ダム湖沿いの道を歩きます。
この道の路肩は水色に塗られています。たぶんこの水色部分は歩道というつもりなのでしょう。でも、なぜかこの道を通る車は水色ゾーンを踏みながら、しかも猛スピードで走リ抜けて行きます。歩行者的には怖い道です。
道すがら、意図的にまーごさん的写真をぱちり。
しばらく歩くと、右手に大時代的な木製のつり橋が現れます。
落合ダムに行くには、この橋を渡ります。
橋の上からダム湖を撮影します。
このクレーンが落合ダムの特徴ですよね。
さて、橋を渡ったら突き当りを左に進みます。
道が登り坂になったところで、さらに右に上る石段が。
方角的にこっちに行けばダムの提体に行けそう。
というわけで石段を上がります。
上ってみるとそこは神社の境内でした。
そして、右に急な下りの階段が。
うん、ここからダムに行けそうです。
それっぽいのが見えてるし。
落合ダムです。
寝覚めの床的な白い岩は土地柄なのでしょうか。
天端から下流を望みます。
左岸に発電所が見えます。
行ってみたかったのですが、あたりはかなり暗くなってきており、泣く泣く断念しました。
いよいよ暗さが増し、手持ち撮影ではかなり苦しくなってきたので、名残惜しいですが帰路につきました。
ぼくが前に中津川に来たのは、もう20年以上も前のこと。
名古屋からこんなに遠かったけ、と、ちょっと驚きました。
参考ウェブサイト:
margot(まーごさんのwebサイト。なぜか、電線に切なさを感じてしまう方のために)
http://margot-colourofmyheart.jimdo.com/
栗きんとんめぐり(中津川と言えば、栗きんとんですね)
http://kurikinton.info/
臼井吉見の『安曇野』を歩く(なんと、葉山嘉樹さんは落合ダムの発電所の工事に従事されていたそうです)
http://www.shimintimes.co.jp/yomi/aruku/158.html
ダム便覧(この時、撮影した写真をトップページに掲載していただきました!)
http://damnet.or.jp/Dambinran/binran/TopIndex.html