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2017年9月30日 岐阜県・大垣市墨俣 夜城園遊郭跡

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2017年9月30日 岐阜県・大垣市墨俣 夜城園遊郭跡

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夜城園赤線

墨俣を「すのまた」と読める人はどのくらいいるのでしょうか。
実は、ぼくは読めませんでした。
ずっと「すみまた」だと思っていましたね。
けれども、すのまたに行ってきたと職場で話題にしたところ、当然のようにみんな知っていました・・・。
常識、なのでしょうか・・・。

墨俣赤線跡

さて、墨俣には夜城園という赤線地帯(遊廓)がありました。
大垣市立図書館にある『墨俣町史』には昭和29年当時の夜城園の特殊軽飲食店リストが載っております。
また、同館には昭和35年頃の住宅地図(正確な年は不明)が所蔵されておりました。
この住宅地図と件のリストがあれば夜城園散策が手軽にできます。
さらに好都合なことに、墨俣に行くバスは図書館の真ん前のバス停を通ります。
ですから、ぼくはもちろんまずは図書館に向かい、そして資料を入手するとバスで墨俣へ向かったのです。

夜城園赤線

墨俣の町は驚くほど昭和35年当時と変わっていませんでした。
もちろん、家々やお店は変わってしまっているのですが、道筋や社寺・学校などはほとんどそのままなので、昭和35年の地図でそのまま街を歩けるのです。
上の写真は、地図によると東雲というお店があったあたりです。

墨俣夜城園赤線跡

上の写真は、世界長というお店があったところにあった石造りの門です。
はたして当時のものかどうかはわかりませんが、重厚ですよね。
そして、実は世界長さんは現役です。
広い敷地の一角に、「香笛 世界長」という喫茶店があるのです。
香笛は、なんとカフェと読むそうです。
残念ながら建物自体は最近の作りですが、歴史ある世界長さんでお茶を飲めるのは素敵ですよね。
ぼくが行ったときはあいにく定休日でした。

墨俣赤線

上の写真は、東雲支店というお店があったあたりです。
長年にわたり空き家として放置されているため、建物がかなり老朽化しており、立ち入り禁止のカラーコーンが建てられていました。
草木にも侵食されつつあり、ご近所の方によると近いうちに取り壊しをするのではないかということでした。
もったいないことですが、どこの遊郭跡でも見られる現実ですね。

墨俣夜城園

下の写真は、桝屋というお店があったあたりで撮影しました。
先ほどのお家と正反対に、このお家はとても素晴らしいコンディションです。
お住まいの方が建物を大事にしていらっしゃるのでしょう。
今さらなのですが、往時は特殊飲食店であっても、鑑札は「料理店」なのですね。

大垣市墨俣

下の写真は同じお家の屋根の上の鯉です。たぶん・・・。

夜城園赤線

下の写真は、浪花というお店があったあたりです。
知識がないのでわからないのですが、シュロでしょうか。
エキゾチックな植物がいい感じですよね。
なお、この裏が堤防となっていて、犀川と長良川があります。

墨俣遊郭

下の写真は、昭和35年の地図ではサクラ温泉となっています。
こちらは夜城園ではなく、墨俣の街中なのですが、タイルが美しいですよね。
モノクロなのでわかりにくいですが、左下のタイル絵は、水色地にピンクで桜の花が描かれています。

墨俣銭湯

夜城園・行き方
JR東海道線大垣駅下車。
大垣駅前2番乗り場より名阪近鉄バス岐垣線(岐阜聖徳学園大学行き)に乗車、約25分。
墨俣バス停下車。370円。
ぼくのように大垣市立図書館から行く場合は、スイトピアセンターバス停より名阪近鉄バス岐垣線(岐阜聖徳学園大学行き)に乗車、約30分。
墨俣バス停下車。410円。

墨俣夜城園マップ

参考ウェブサイト:
岐阜県大垣市墨俣のんびりブログ(墨俣にお住まいの方のブログです)
https://blogs.yahoo.co.jp/ameriamary

墨俣地域まちづくり協議会(遊郭跡を生かしたまちづくりに期待したいです)
https://www.facebook.com/sunomatachiiki/

穂積 松琴亭(夜城園にあった松琴亭の支店だったというお蕎麦屋さんです)
https://tabelog.com/gifu/A2101/A210105/21000970/dtlrvwlst/B261243253/?lid=unpickup_review

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赤線跡

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