名古屋に行く用事ができました。
でも、ただ行って帰ってくるのもつまらない。
そこで、以前から気になっていた尾頭橋の遊郭街に寄ってきました。
通り道ですしね。
尾頭橋駅からだと歩いてもすぐなのですが、空腹だったので金山駅で下車。
金山の松屋で昼食後、徒歩で尾頭橋に向かいます。
それにしても妙に人通りが多い。
まさか遊郭街を見に行く人の群れじゃあないしなあ、と思っていたら競馬新聞を持った人が。
尾頭橋の場外に行く人たちだったんですね。
ぼくは遊郭街に行くとき、事前の下調べはほとんどしません。
なぜかというと、事前の知識が無い方が感動や驚きが大きいからなんですね。
ただ場所がわからなくては行けないので、場所だけは大まかに調べて行くようにしています。
そして、行ってきた後でネットでいろいろなサイトを見て『なるほど・・・』と色々な知識を得るというのがいつものパターンです。
『えーっ、こんなのあったの!!』
なんて、見るべきものを見そこなってしまう失敗もよくあるのですけどね。
今回は、事前の知識が無くて成功したパターンでした。
実は、尾頭橋には大して期待していませんでした。
ついでに立ち寄るにはちょうどいい場所にあるから来たのですからね。
ところが、来てみてびっくり。
いい意味で期待を裏切られました。
あっちにもこっちにも妓楼らしき建物が。
そして、ここの遊郭は面積が狭いので、じっくりと見て回れるのです。
かなり興奮しました(笑)。
上の写真は、「つたや」というスナックの壁を隣のコインパーキングから撮影しました。
このコインパーキングは何をかくそう、以前は「床元」という妓楼があった場所です。
なんて、知ったようなことを書いていますが、先ほども書いたように事前の知識なしに行っているのでそういう場所とは帰宅して調べるまで知りませんでした。
下の写真は、銭湯・八幡温泉です。
この八幡温泉が実に味わい深いんですね。
併設のコインランドリーも必見です。
そうそう、この尾頭橋の遊郭は「八幡園」というそうです。
尾頭橋八幡園・行き方
JR東海道本線尾頭橋駅下車すぐ。
尾頭橋公園を目指して行くとわかりやすいです。
下の地図をご覧いただくとわかるように、八幡園は遊郭の道路が今もそのまま残っています。
その中心にあるのが尾頭橋公園です。
その尾頭橋公園を囲むようにいくつもの妓楼が残っています。
八幡園の妓楼は現在はほとんどが個人宅のようですので、散策するときはお気遣いをお願いします。
参考ウェブサイト:
レモン糖の日々(「床元」の写真があります)
http://lemonsugar.jugem.jp/?eid=225
不朽園(尾頭橋の入り口にあるいかした建物の最中屋さん。この記事の1枚目の写真にも写っています)
http://www.fukyuen.co.jp/index.html
八幡温泉(今の今まで「やわた」だと思っていましたが、「やはた」が正解みたいです)
http://aichi1010.sakura.ne.jp/nakagawa/yahata.html